鍋かジューサー

書き溜め

胃腸炎のラプソディ

 バイト中に熱と頭痛でしんどくなって早退させてもらったら、その日の夜中に腹痛まで襲ってきて、こりゃたまらんと翌日病院に行ったら胃腸炎と診断され、点滴を打たれた。

 

 その翌日、胃腸炎が細菌性かウィルス性かの検査結果を聞くためにもう一度病院に行ったところ、「可能性は半々」とのこと。なんじゃそりゃ、と思いながら再び点滴を打たれることに。今度は7時間。もう入院した方が早かったんじゃ。退屈な7時間。7時間とは如何に有意義に使える長さかを思い知る。

 

 翌日、ようやく熱が引いたっぽいので、もうそろそろ必要だと悟って体温計を買いに行った。医者に冷たいものはとるなと言われていたので温かいスープばかり食していたら舌を火傷したのだが一向に治らない。

 

 さて、この胃腸炎を人に移すわけにもいかぬと家に引き篭もっていたら、寝る前の(今日の俺は何だったんだ)と考える時間がいつもの二倍から三倍くらいは辛くなる。虚しさが胸に巣食い始める。ああいっそこのまま俺を食ってくれ。そして俺は自意識の欠落した虚無の一つとして生きるのです。ここ数日は起き抜けもそんな気分なのでより辛い。

 

 数日後の追いコンで、久しぶりにお店でおいしいお酒が飲める!と思っていたけど、身体が本調子には戻らなさそうで、お酒を諦めねばならないのが悲しい。さすがに今の状態でお酒を飲んでまた調子崩すのは嫌だ。しかし酒を飲みたい……生命の水! 決して大げさではない。おいしい日本酒はとてもおいしい。

 

 なんでもないことも、当たり前のことも、何度もこうして言葉にして確認するのだ。確認することで我が身に浸透していくのだ(たぶん)。そのための言葉だ。決して大げさではない。

 

 ――欲望を言葉にすることもまた然り。温泉行きたい。焼肉食べたい。

 


fhána / 青空のラプソディ - MUSIC VIDEO